こんにちは。
いつも当ブログをお読みくださりありがとうございます!
与沢翼さんの最新刊を読みました。
与沢翼さんに対して、良い印象を持っていませんでしたが、前作の「ブチ抜く力」あたりから、学ぶべきところがありそうだと思うようになりました。
今回の本は、「お金の真理」という本です。
読んでいる今は5月上旬。
この本が書かれたのは、既にコロナウイルスの影響で世界経済が混乱している4月ということで、このスピード感にまず驚きました。
私のフィルターもだいぶ入っていますが、氏の言葉で印象に残ったことを挙げます。
- 数々の紆余曲折を経て、最終的に人脈は不要、仕事はすべて自分でやる、組織は作らないと言い切っている。
- 不動産投資を含めた商売において、融資を受けることは成功ではない。結局は他人の資本である。
- 富の源泉に近いポジションをとれ。
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融資については、不動産投資をしている立場としては見逃せない意見です。
資産を増やす段階では、一般人はスピードを上げるために他人資本を使います(というか、スピードを優先するために仕方がない)。
でも、最終的には借り入れを返して純資産からインカムゲインを得るのが理想ですね。そうなりたい。
それには、どこまで拡大するかを決めないと。
富の源泉に近いポジションをとる、というのは、本で事例が挙がっています。
例えば、プログラミングを学ぶのにスクールに50万円払って、その結果、プログラミングで100万円稼いだとします。でも、実際には支払った50万円を元に、もっと稼いでいる人(例えばスクール)がいるということに気づくべき、ということです。
つまり“胴元”になるということですね。
こういう話はよく聞く話で、その時は納得するのですが、忘れがちです。
すぐに自分ができるかどうかは別として、何か行動を起こすときには常に頭に置いておきたい視点です。
株式を発行する側になるのは難しいけれど、株を所有する(株を買う)ことならできる、とか、なるべく富の源泉に近い位置を目指したいものです。
全体的に、商売、お金に対する厳しさが伝わってくる本でした。
「成功の方法は千差万別」という言葉に背中をおされました。
読んだだけではお金は増えませんけど、厳しめの言葉を聞いてモチベーションアップをしたい方には、おすすめです!
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