前回、不動産投資の火災保険選びについて勉強した教材について書きました。
今回は、その後、火災保険をどのように決めたのかについてレポートします!
目次
相見積もりをとる代理店選びは先輩からの情報から
先輩大家さんの間では、どの保険会社にするかよりも、どの代理店にお願いするかが大事という話をよく聞きます。そう言われても、初心者はどの代理店を選んだらいいか分からないので、不動産で成功している(と思われる)先輩何名かと融資を受けている銀行から代理店をご紹介いただきました。
結局、相見積もりを依頼したのは、4社でした。
最初の問い合わせの段階から、代理店+その営業マンの対応には差がありました。
最初からぐいぐい連絡をとってくるところ、最初は形式的な連絡のみでこちらの判断を待つところ等々…
代理店のタイプは大別するとこのような感じでした。
① 大家さんに強い保険代理店
② 生命保険、火災保険など様々な保険代理店とFP業務
③ 生命保険と火災保険など様々な保険を扱うけれどFP業務はなし。
代理店を絞る
代理店によって勧めてくれる保険会社も異なりました。
並行して情報収集したところによると、どうやら、保険会社はできるだけ一つの会社に絞った方がよいとか。その理由は、一つの保険会社に絞った方が、その会社にとって大口のお客様となり、有事があったときに保険がおりやすいからだとか…
ホントかどうかは分かりませんが、ありえる話かなと思いました。
そんな噂も含めた情報を合わせて、これまで契約したことのある保険会社を勧めてくれた代理店を選ぶことにしました。
銀行経由については…銀行のご紹介で保険代理店を選ぶ方もいるそうですが、他の投資家さんの意見を聞いた結果、なるほどという理由だったので…(^^;
保険代理店の契約の決め手
候補を2社に絞り、最終的に大家さんに強い保険代理店にしました。
その理由は、① ほかの大家さんの事例を聞くことができる。 ② 特約をつけるタイミング、どの特約がいいかなど、経験に基づいてアドバイスをいただける、という点が大きいです。
もう1社もサービス精神旺盛で、色々なパターンの見積もりをとってくださったのですが、いざという時に頼りになるかどうか、私の力では判断できませんでした。
大家さんに強い保険代理店
代理店の事務所に行って契約をしました。
保険会社は決めていましたが、水災と地震をどうするか、どの特約をつけるか迷っていたので、その場で相談して、契約をすることができました。
その場で相談しながら決められるというのは、初心者にとってありがたいことでした。
大家さんに強い代理店だからかと思いますが、今回契約する物件周辺の地形や地盤のこともご存じで、それを踏まえてアドバイスしてくださいました。
水災について
木造の建物に水災を付けることについて、興味深い話を伺いました。
普通、木造の建物に水災をつけると一気に保険料が高くなるそうです。
でも、木造であっても「準耐火建築物」の場合は、「T構造」といって鉄骨と同じ区分の扱いとなり、「水災をつけた場合とつけない場合の保険料の差が小さい」とのことです。
代理店の担当の方曰く、T構造の木造は水災を付けたほうがお得かも、とのことでした。たしかに…保険料の差を10年で考えるとかなりお得でした。
2019年秋から保険料率があがる!
これまでの情報不足が恥ずかしいのですが、今回、保険について情報収集しているうちに、2019年秋から保険料率が上がることを知りました。
ここで関わってくるのが、「特約をいつつけるか?」ということです。
新築なので、そんなに特約をつける必要はなさそう、でも、特約の保険料が上がってしまうなら、今のうちにつけておきたい…そう考えるのが普通ですよね。
しかし!
保険料率が上がる前に、主契約を契約すれば、2019年秋以降(保険料率が上がってから)に特約をつけても、特約の保険料率は変わらない(主契約を結んだ時と同じ)。
とのこと!
これは、相談してよかった事ナンバーワンかもしれません。
実際、若手のスタッフさんが同席していたのですが、このお得情報をご存知なかったようです(ベテランスタッフさんに聞いてよかった(^^;)。
このアドバイスのおかげで、有名な?「電気的・機械的…」という特約は、何年か後につけることにしました。
他の保険も見直すことに
話をしているうちに、これまで契約した保険が適切かどうかをアドバイスしてくださることになりました。
今までに2回、火災保険を契約したのですが、これまでは業者さんの言いなりだったので、保険料率が上がる前のこのタイミングでアドバイスをいただくといいかもしれません。
「変更する必要がなければ、変更しなくていいと言います」と言ってくださったので、お願いしてみようかなと思います。