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11月19日の日経新聞朝刊で、思わず「読まなくては!」とページをめくりたくなる記事を見つけました。
「株の売買注文が何者かに瞬時に先回りされている」
こんなことが新聞に書いてあったら、驚きますよね~。
チラ見してみると、本文には私が利用している「SBI証券」の文字が。
これは読まないわけにはいきません。
「利益がかすめとられている?」その原因とSBIの対策、読解メモ。
記事によると、今年10月以降、個人投資家からSBI証券に、「売買注文を出すと、何者かに利益をかすめとられている」という声が寄せられるようになったそうです。
記事にはその原因と、SBI証券が講じた対策について書かれています。
詳細は、初心者の私には複雑でしたが、わかったことをメモします(理解が不十分な点がありましたら申し訳ありません)。
・SBI証券は、株の発注をSORというシステムで自動発注している。具体的には、「東京証券取引所」とSBI傘下の私設取引システムPTSを比べて、最適な市場を選んで発注しているとのこと。
・SBI証券は、10月にSORの仕組みを変えていた。TIFという執行方法を導入し、東京証券取引所よりも売買手数料の安いPTS約定が増えた(顧客にとってのメリットが増えた)。
・しかしTIFという執行方法は、一時的に売買注文がPTSの板情報にさらされるので(一瞬だけど)、その一瞬の間に、高速取引業者(HFT)が個人投資家の売買注文を先回りして動いてしまう(そして個人投資家の利益がかすめとられてしまう)。
・SBI証券は、10月18日に、このPTSにさらされる「一瞬の時間」を100~300ミリ秒から、0ミリ秒に設定変更して、顧客の注文が外部から見られないようにしたそうです。
複雑な仕組みは分からなくても売買できるけど…
SORというシステムで市場が選択されていることさえ、今日初めて知った私。
そういえば、取引画面に小さく「SOR」と書かれていることは気づいていましたが、それが市場の選択のシステムだったとは。
SORを知らなくても、私の日々の売買には影響はなさそうです。
でも、記事のように「売買注文が何者かに先回りされている」と気付く個人投資家もいるのですから、そこまで熟知した凄腕と(もちろんプロとも)同じ市場で(ある意味)戦っている(?)と思うと株式投資も怖くなりますね~。
と言いつつ、SBI証券さんは対策を講じてくれたようなので、一般人の私は明日も楽しく売買できそうです!
またも短時間デイトレ
ちなみに今日は、母と遊びに出かけたので、出かける前に寄り付きの間に「買い」と「売り」をするという、またもや短時間デイトレをしてしまいました。
外出先で短期売買する度胸はまだないです(スマホではチャートが見づらいですしね)。
近い将来、外出先でも自信をもって売買できるくらい熟達したいところです。