少し前に、ぬいぐるみを買いました。
久しぶりです。
子ども頃からぬいぐるみが大好きで、大人になってもかわいがっていました。
ところが、コロナ禍が始まる数年前にふと、「いい大人なんだから、ぬいぐるみなんて恥ずかしい」という思いがわいてきて、思い切って人形供養に出してしまいました。
その後、時々、手放したことを後悔したり、また買おうかなと思ったりしつつも、「もう大人なんだから」と思って我慢していました。
ところがです。
ここ1年くらいの間に、たて続けに、新聞で、著名な小説家さんや劇作家さんが、ぬいぐるみを集めて楽しんでいるという記事を読んだのです。
しかも、私の子どもの頃のように人形同士に会話をさせて寸劇をしたり、街の飲食店で友達に見せたりして楽しんでいるとのこと!
そんな著名な、大人として社会的に活躍している方が堂々とぬいぐるみを楽しんでいるなら、一般人の私が楽しんだって、大人としてまったく大丈夫、ぜんぜん恥ずかしくないのでは…
じわじわと、ぬいぐるみを買いたい気持ちがわいてきました。
その後、しばらくの間、買おうか買うまいか迷いつつ、でもやっぱり、いつ買おうか、どれを買おうかと機会をうかがったりして…
とうとう先日、お気に入りを一つ買いました。
そして今、リビングの書棚の上にちょこんと座って、じっとこちらを見ています。
その姿を見るたびに、そしてふとした時に思い出すだけでも、ホントにかわいいね~よしよし、と笑顔になってしまう癒しの存在になっています。
買ってよかったな。
でも、やっぱり恥ずかしいので写真はなし(笑)。